ソケットリフト法で骨を作ることで、インプラントができるようになりました。

薄い骨を厚くする治療方法のご紹介です.

 

10年ほど前だと、上顎の奥歯に骨がない場合は、入院して腰の骨を移植するとか、あるいはインプラントはできないと言われてしまっていたかとおもいますが、骨を再生させる技術が年々改善されてきていますので、それほどおおごとな処置をしなくても骨を再生させることができるようになってきました。

 

今回ご紹介するソケットリフト方は、お痛みの少ない簡単な骨の再生治療法のひとつです。

 

上あごの骨が薄くてそのままではインプラントを入れる事が出来ない場合があります.そういった場合は骨を厚くする治療方法を行ってからインプラント治療を行います.

 

上あごの骨が少ない場合、骨を鼻の穴の中に作る方法を行います。その方法の一つにソケットリフト法があります。

 

ソケットリフト法を行う場合、歯科用のCTを撮影して厚みが4ミリ以上あれば骨を作るのと同時にインプラントも入れています。骨は人工の骨を入れます。4ミリの骨の厚みがない場合は2回法と言っていったん骨だけを入れて作って6か月ほどして骨が出来てからインプラントを入れる方法を行います。

 

ソケットリフト後の治療の流れですが、通常インプラントを歯茎の中に埋めてから2ヶ月から4ヶ月ほど待って仮歯を入れています。骨ができるまで待ってから歯を入れるために、通常の骨を作らずに行うインプラントより期間がかかります。

 

ソケットリフト

 

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となっております。


本日のブログまとめ

「骨が薄いとインプラントは無理…?」


以前は、そう言われて諦めてしまう方も多かったかもしれません。特に10年ほど前では、上顎の奥歯に骨がない場合、入院して腰の骨を移植したり、「インプラントはできません」と告げられることもありました。

 

しかし、近年では骨を再生させる技術が飛躍的に進歩し、そうした大掛かりな処置をせずに骨を再生できるようになりました。その中でも、 ソケットリフト法 は、痛みが少なく、比較的簡単に骨を再生できる治療法の一つです。

 

たとえば、上顎の骨が薄いためにそのままではインプラントが難しい場合、まず骨を厚くする治療を行います。具体的には、鼻の空間(鼻腔)の中に骨を作る方法で、このプロセスにソケットリフト法が用いられます。この方法では、歯科用CTで骨の厚みを測定し、4ミリ以上の厚みがあれば骨の再生とインプラントの埋入を同時に行うことが可能です。骨は人工骨を使用し、厚みが4ミリ未満の場合は、まず骨を作る処置を行い、約6カ月待ってからインプラントを埋入する「2回法」が採用されます。

 

ソケットリフト後の治療の流れとしては、インプラントを埋めた後、2~4カ月ほど骨が安定するのを待ち、その後仮歯を装着します。このため、骨を作らずに行う通常のインプラント治療よりも少し時間がかかりますが、その分しっかりとした土台が作られるため、安心してインプラントを長持ちさせることができます。

 

「骨が薄いからインプラントは無理」と諦める前に、一度ご相談ください。最新の技術で、あなたに合った治療法を見つけるお手伝いをさせていただきます!


 

 

~骨を作る治療についての注意~

 

インプラント治療を行う際に骨がないとインプラントができない場合があります。

 

上顎の骨がない場合に行うソケットリフト法で骨を作る場合、治療費は保険外診療となります。料金は5万5千円(税込み)となります。サイナスリフト法を行う場合は16万5千円(税込)かかります。骨の状況によって治療法や料金が変わります。

 

また、上下顎共に、骨の幅を増やす方法や、高さを増やす方法などもありますが、保険外診療となります。骨の状況によって料金が変わります。

 

 

また、インプラントの料金は、別途かかります。