インプラントと喫煙について

通常のインプラント治療の場合は喫煙習慣に関して特に問題とは考えておりませんが、骨がない時のインプラント治療を行う場合は喫煙習慣が問題になります。

 

たとえば、上の奥歯にインプラントを入れる場合、骨の厚みがないことが多く、サイナスリフト・ソケットリフトと言われる骨を増やす処置を行うことがたびたびあります。こういったケースでは、喫煙によって処置の成功率が下がります。骨が再生されにくいものと思われます。インプラントが結合しない可能性が高くなります。そのほか増骨が必要な場合のインプラント治療に関しては喫煙によって成功率が下がることが知られています。

 

そのため、骨を増やす治療を行う場合は治療前後1か月は禁煙それ以前も喫煙本数を減らしていただいております。