歯周病で歯の周囲の骨が失われてしまった場合、インプラント治療も1つの選択肢となります.
重度の歯周病でもなんとか残したいという方も多いと思いますが、骨を再生させても限界がある場合もあります.歯の周囲の歯石はしっかりと取り除いて炎症を抑える必要もあります.
インプラント治療の流れ · 29日 6月 2025
歯を抜いてインプラントをする場合、歯周病や虫歯、歯にひびが入ったなどの理由があると思います。
安全のために、歯を抜いた時の骨の状況によってインプラントまでの期間を決めさせていただいております。
骨の状況が問題ない場合は抜いたその日にインプラントを行うこともあります。歯周病などで歯の周りの骨がない場合は、2か月ほど待ち、インプラントと同時に骨をお作りすることになる場合もあります。
インプラントのメンテナンス · 28日 6月 2025
インプラントが悪くなる原因のほとんどは歯周病と言ってよいと思います。
お口の中の一部に歯周病が進行して残っている場合、インプラントの炎症が起こりやすくなることが知られています。
インプラント周囲炎というインプラントの歯周病はお口の中に歯周病の炎症があると起こりやすくなるために、インプラント前、後に残っている歯を含めて歯周病の治療を行う必要があります。特にインプラントの周囲の歯ブラシが難しい場合は歯周病が残っている方の場合炎症を起こしやすくなってしまいます。
骨のない時のインプラント治療 · 26日 6月 2025
骨がないってどういうことでしょう?
昔は歯を抜いた後放置しておくと、骨がないためにインプラントを入れられないと言われたこともあるようです。
顎の骨が吸収して細く短くなってしまった場合、そのままではインプラントを入れられないといったことが起こります。
安全なインプラント治療 · 24日 6月 2025
耐久性があります。
インプラントは非常に耐久性があって、長年もちます。入れ歯やブリッジの寿命と比較して、長いという報告もあります。良いメンテナンスをすることで、多くのインプラントは、寿命が長くもちます。
入れ歯治療をされた方は定期的に歯科医院で調整をするか、ポリデントなど入れ歯調整材を永遠に使用する事になる場合がありますが,インプラント治療は通常のご自身の歯と同じようにケアして頂ければ大丈夫です.
ただし、インプラントもさびてしまうと金属が弱くなりますので,丁寧なメンテナンスが必要になります。定期的には歯科医院でメンテナンスをされる事をお勧めしております.
インプラントのメンテナンス · 16日 6月 2025
最近フッ素が虫歯の予防に良いということでフッ素を歯に塗ることが増えてきています。フッ素自体は歯の虫歯予防に良いので使用されるとよいと思います。
ただ、インプラントをされている方やインプラントの金属がお口の中に露出している方はフッ素の使用に気を付ける必要がありそうです。
インプラントはチタンという金属でできています.
通常チタンは酸化しにくくアレルギーを起こす事はほとんどないと言われています.
安全な金属のイメージが強い金属です.
ただ、最近気になるのが歯科で使用するフッ素でチタンが腐食してしまうという事が言われる事があります.
インプラントにならない治療 · 15日 6月 2025
歯を抜きたくない、インプラントにしたくない。
というのは普通な感情だと思います。できるだけ歯を抜かない、インプラントにしない治療というのが良いことだと思います。
あなたは歯周病で歯を抜くことになってしまった場合、インプラントが歯周病にかかってしまう可能性が高くなってしまいます。
インプラント治療をする前に歯周病治療を終えることが大切になります。
骨のない時のインプラント治療 · 06日 6月 2025
顎の骨が無いなら作りましょうと言う時代になってきています.従来骨が無くなって治療が出来なかったケースでも骨を作ってインプラント治療を行う事が可能になってきました.
骨がない時に骨を作る治療を骨再生・GBRと呼んでおります.歯を抜いた後あごの骨が吸収してしまった場合や、歯周病などで骨がなくなってしまっているケースで、骨を作る必要がある場合GBRを行います。
ほんの少しでも骨が足りない部分のインプラント治療は2回法のインプラントを行う必要があります。そのため、当院では2回法のインプラントのみを使用しております。
インプラントのメンテナンス · 05日 6月 2025
インプラントのメンテナンスは定期的に行う必要があります.
なぜインプラントのメンテナンスをする必要があるのかご存じない方が多いようです。その理由は、インプラントはご自身の歯より炎症が起こりやすいからです。
インプラントは骨と直接くっついているため、天然の歯のように歯茎の中から免疫細胞が細菌の侵入を防いでくれることがありません。
そのため、インプラントは、定期的にレントゲンなどで周りの骨が吸収していないのを確認する必要があります。これは、目で表面から見てもわからないことが多いからです。明らかに炎症をお起こしていなくても慢性的に炎症が起きてしまっていることがあります。なるべく初期の段階で炎症を抑えることが重要になります。(通常、インプラントの再治療を行う場合の多くは骨を作ってからインプラントを入れなおすことになりますので、治療期間・費用も最初のインプラントを行った時の何倍もかかります。)