上の奥歯を抜いた後放置しておくと、骨がどんどん薄くなってしまいインプラントを入れるための厚みが無くなってしまうことがあります。
こういった骨の無い場合はインプラントの適応でないという判断をしていた時期もありました.
現在も病院によっては骨の無い部分にはインプラントができないと言われてしまう事がありますが,骨を作ってインプラントをする事ができる病院が増えて来ています.
骨が吸収してしまった場合はまず検査をします。
上の奥歯の骨の吸収がひどい場合、副鼻腔という鼻の空洞とお口の中がつながってしまうことがあります。
治療前に歯科用CTを撮影して歯の周りと鼻の中が炎症で骨が無くなってつながってしまっている場合、歯を抜いたその日にインプラントを行えないことがあります。
歯を抜くことで炎症が引きますので炎症が落ち着いてからインプラント治療を行います。
抗生剤を通常より長い期間お渡しする場合もございます。
また、抜歯後には鼻を強くかんだりはしないようにしてください。鼻血が出てしまったりすることもあります。
こういったケースのインプラントの時期に関しましては下記のリンクページに詳しい内容を記載させていただいております。クリックしてご覧ください。
インプラントの時期のページ
上あごの上顎洞と言う副鼻腔の骨の無い空洞に骨を作ってからインプラントをする処置をソケットリフト、サイナスリフトと呼んでいます。ソケットリフト、サイナスリフトは比較的容易な増骨法です。そのため,上あごに骨が無くてもインプラントをする事ができます。
また、インプラント治療を希望される方はただいま無料カウンセリングを行っております。無料カウンセリングにて治療方法のご説明、お見積もりのお渡しをいたします。無料カウンセリングはご予約制となります。
無料カウンセリングお問い合わせ
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
JR神田駅北口より徒歩1分 (東京駅の隣の駅です。)
03−3251−3921
0120−25−1839
本日のブログまとめ
奥歯を抜いた後の放置によるリスクと骨再生を活用したインプラント治療
上の奥歯を抜いた後、そのまま放置していると、顎の骨が徐々に吸収され薄くなってしまうことがあります。このような状況になると、骨の厚みが不足し、インプラントを入れるための土台が十分ではなくなることがあります。
骨が無い場合の過去の対応と現在の選択肢
以前は、骨が無い部分にインプラントを埋め込むことは困難とされ、「インプラントの適応外」と判断されるケースが多くありました。しかし、現在では技術の進歩により、骨の再生治療を行うことで、インプラントを可能にする方法が広がっています。
骨再生治療とは
骨が不足している箇所に対し、骨を再生させる治療法があります。骨補填材や患者さま自身の骨を利用して骨の厚みを増やし、インプラントを支えるための土台を形成します。この治療法により、以前は治療が難しいとされていたケースでも、インプラントを行うことが可能になっています。
インプラント治療を断念する前に
現在も一部の病院では、骨が不足している場合にインプラントは不可能だと診断されることがあります。しかし、骨再生治療を併用することでインプラントが可能になるケースも多く、選択肢は以前より広がっています。
あなたの治療の可能性を広げるために
奥歯を抜いたまま放置してしまうと、骨がさらに薄くなり、治療が難しくなる場合があります。早めに相談し、骨再生治療を含めた包括的な治療計画を立てることが重要です。
神田ふくしま歯科では、骨再生治療を含めた最新のインプラント治療を提供しています。インプラントが難しいと診断された方も、一度無料カウンセリングにお越しください。適切な治療法をご提案し、理想的な口元を実現するお手伝いをいたします!
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~骨を作る治療についての注意~
インプラント治療を行う際に骨がないとインプラントができない場合があります。
上顎の骨がない場合に行うソケットリフト法で骨を作る場合、治療費は保険外診療となります。料金は5万5千円(税込み)となります。サイナスリフト法を行う場合は16万5千円(税込)かかります。骨の状況によって治療法や料金が変わります。
また、上下顎共に、骨の幅を増やす方法や、高さを増やす方法などもありますが、保険外診療となります。骨の状況によって料金が変わります。
また、インプラントの料金は、別途かかります。